2009 F4西日本シリーズRd.2

予選 決勝 台数 天候 路面 サーキット
2009年05月30日 2009年05月31日 18台 晴れ ドライ 鈴鹿サーキット

レースレポート

前回のレースから3ヵ月ものインターバルを挟み、舞台を鈴鹿に移して第2戦が開催されました。第2のホームと呼べるほど走り込んでいる鈴鹿ですので、気合いの入るレースとなりました。では、その結果は…!?

金曜日

夜間に雨が降っていたため、路面コンディションが心配されました。しかし、走行時間には回復し、全てのドライバーがコースインしていきます。ところが、暖気の時まで回っていたエンジンがかかりません…。カウルを外して各所を点検するも、時間内に復活することはありませんでした。

しかし午後になろうかという頃、メカニックの懸命な作業によりマシンの機嫌が治ります。残されたフリー走行時間は2時間、全てを使ってマシンを仕上げていきます。磨り減ったタイヤではタイムこそ出ないものの、セッティングを変える度に良い感触が得られました。

そして、走行時間が残り20分となる頃にピットインし、ニュータイヤに履き替えて仕上げにかかります。17人のライバル達も同様に、次々とニュータイヤでコースインしていきます。コース上には様々なクラスのマシンが入り雑じり、クリアラップが取れません。それでもなんとか1周をまとめ、自己ベストタイムを刻みました。このタイムは全体のベストであり、今季初のトップタイムでした。

土曜日

2Day開催の1日目となる今日、午後から予選が行われます。それを踏まえ、午前中にウォームアップとして30分の走行時間が与えられていました。

しかし、コンディションはウェット。走行キャンセルも考えましたが、せっかくの”ウォームアップ”を無駄にはできません。

乾きつつある路面に合わせてスリックタイヤを装着するマシンもありましたが、無理せずレインタイヤを装着してコースインします。

セッティングを変えた#96は雨でも良いバランスを保ち、午後の予選に向けて確かな手応えを感じました。

予選

2009 F4西日本シリーズRd.2 01

朝の雨はすぐに上がり、コースも完全にドライとなっていました。しかし、雨に洗われた路面がどのくらいグリップするのか…セッティングを悩ませる嫌なコンディションです。そこで他のクラスの予選結果を見ながらメカニックと話し合い、グリップは良くないと判断してセッティングを変更しました。

ようやく予選が開始され、各車がお互いに間合いを調整しながらコースインしていきます。自分もゆっくりと流し、タイヤの皮剥きをしながら集中力を高めます。まずは1アタック目、いくつかミスをしてしまい攻めきれず、そのまま2アタック目に入ります。しかし、ピットアウトしてきたマシンに進路を塞がれてしまい、すぐに中断しました。

そして3アタック目、セクター3まできもちよく乗れていたものの、前を走るマシンがスピン!そろそろタイヤも時間も辛くなってきましたが、まだタイムが出せていません。

気持ちをリセットして挑んだ4アタック目、小さなミスはあったものの、良い感じを得て3番手タイムを刻みます。

「もっと行けたハズ」

そんな思いで、残り10秒と表示されたコントロールラインを通過します。S字はまずまず、デグナーは自己ベストの手応え、しかし、スプーンに落とし穴が…。オーバースピードで進入し、マシンはスライドしながら縁石をタッチ、姿勢を乱したままコースアウト。その瞬間、予選3位が決まってしまいました。狙っていただけに、悔しい結果となりました。

決勝

また雨が降りました。F4クラスの決勝時間までに路面は乾いたものの、予選と同じ状況に頭が痛みます。昨日と同様に他のクラスを参考にしますが、金曜日のコンディションまでは達していないようでした。ですから、セッティングは予選から変更せずにコースインしました。トップを狙える位置ですし、3番グリッドからの景色は悪くありません。

2009 F4西日本シリーズRd.2 02

フォーメーションラップを終え、グリッドに整列しました。下り勾配が強いため、ブレーキを掛けながらシグナルに注目します。…一瞬マシンが動いてしまい、慌ててブレーキを踏み込みます。そしてシグナルはブラックアウト!

しかし、ブレーキを踏み込みすぎていたために転がらず、出遅れてしまいます。1コーナーまでに2台に抜かれ、さらに後続集団が迫ります!インからアウトから並んでくるマシンをなんとか防ぎ、5位で1周目を終えました。

少し離れてしまった先頭集団に追い付くため、プッシュしていきます。徐々に1位と2位が少し抜け出し、その2台を自分までの3台が追いかける形となっていきました。鈍かったフロントの反応も3周目には良くなり、予選に近いタイムで追い上げ開始です。

レースが折り返しになろうかという頃、前の2台がふらつき始めます。タイヤが辛くなってきたのか、少しずつ、少しずつ、確実に近づいてきました。得意のS字やデグナーでグッと近づき、ヘアピンでテールtoノーズに持ち込みます。しかし、後半のストレートでどうしても離されてしまいます。この状況では 1コーナーやシケインで並ぶことはできません。

「どこか、並べるところはないのか。」

時間はどんどん過ぎていきます。相手がもっとも苦手としているところ、そこで仕掛けるしかありません。S字から逆バンクにかけて…少し危険ですが、そこに狙いを決めました。

残り3周、相手がミス無く切り抜けたためにチャンスはありませんでした。残り2周、ラインを少し外に取って前をうかがいますが、ブロックされてしまい並べません。

そして、ファイルラップ。相手がスライドした隙を突いてインにノーズを差し込みます。

が、相手もすぐに姿勢を直してブロック!自分も内側の縁石を目一杯使ってスペースを作る。しかし、次のダンロップコーナーでは自分がアウト側、抜けませんでした。そのまま、順位は変わらず5位でチェッカーフラッグを受けました。

トップを狙えましたし、狙っていただけに悔しい結果でした。ミスは数えればきりがありません。予選、スタート、そして路面を読み切れなかったセッティング。決勝中のファステストラップを記録できたことも、励みにはなりません。とにかく今回のミスを反省し、対策して次戦に挑みます。そして結果を残すことが、一番の励みになるはずです。第3戦ではもっと強気に攻めて行きたいと思います。

頑張ります!


レースリザルト

決勝結果

Pos No Driver Type Laps Total Time Best
1 26 花岡 翔太 956 10 21'03.727 2'05.847
2 8 東 英喜 056 10 21'04.778 2'05.962
3 70 吉田 広樹 056 10 21'06.137 2'05.837
4 11 上住 道人 006 10 21'07.075 2'06.033
5 96 仁木 圭之 096 10 21'07.853 2'05.792
6 77 久保 宣夫 KK-Z 10 21'14.217 2'06.671
7 48 平木 天樹 006 10 21'18.575 2'06.954
8 33 小山 圭 006 10 21'18.803 2'06.125
9 1 冨本 好成 006 10 21'28.509 2'07.388
10 28 米倉 正憲 006 10 21'29.182 2'07.664
11 12 佐藤 敦 KK-ZS 10 21'31.265 2'07.920
12 29 細川 義成 006 10 21'45.439 2'09.258
13 35 吉村 英夫 056 10 21'46.104 2'08.923
14 4 HIDE KK-Z 10 21'47.570 2'09.141
15 21 髙橋 忠克 KK-ZS 10 21'55.682 2'09.608
16 27 平井 祐次 006 10 21'59.701 2'09.290
17 30 竹内 理和 006 10 22'29.138 2'10.318
以上 規定周回数完走:
31 奥村 亜規士 056 7 14'56.156 2'06.693
規定周回数 9
Fastest / No.96 仁木 圭之 2'05.792 5/10 166.19km/h

予選結果

Pos No Driver Type Time Lap
1 8 東 英喜 056 2'05.576 3/6
2 26 花岡 翔太 956 2'05.586 3/5
3 96 仁木 圭之 096 2'05.988 8/9
4 70 吉田 広樹 056 2'06.210 7/9
5 11 上住 道人 006 2'06.212 5/7
6 77 久保 宣夫 KK-Z 2'06.476 8/8
7 33 小山 圭 006 2'06.597 9/9
8 48 平木 天樹 006 2'07.068 3/5
9 31 奥村 亜規士 056 2'07.114 5/9
10 12 佐藤 敦 KK-ZS 2'07.265 5/9
11 28 米倉 正憲 006 2'07.289 2/9
12 1 冨本 好成 006 2'08.139 5/5
13 29 細川 義成 006 2'08.524 10/10
14 27 平井 祐次 006 2'08.782 4/8
15 4 HIDE KK-Z 2'09.561 9/10
16 35* 吉村 英夫 056 2'08.321 9/9
17 30 竹内 理和 006 2'10.112 3/7
18 21 髙橋 忠克 KK-ZS 2'10.527 4/9
以上予選通過車両:
予選通過基準タイム ( 130 % ) 2'44.000
ペナルティ
No.35 3グリッド降格を課した。 (2009鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則書第61条~1)②(ピットレーン速度違反)による)
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