2008 スーパーFJ鈴鹿シリーズRd.5

予選 決勝 台数 天候 路面 サーキット
2008年09月14日 2008年09月14日 16台 晴れ ドライ 鈴鹿サーキット

レースレポート

はじめに

スーパーFJ初優勝から2ヶ月が経ち、あっという間に第5戦となりました。前回は、突然の雨と温存しておいた新品レインタイヤを武器にしての優勝ということがあり、“運を味方につけて勝った”という印象でした。

そこで今回は“安定したコンディションの下で、言い訳の通用しないレース”を望みました。そして望み通り、9月としては暑いぐらいの好天に恵まれて第5戦のレースウィークが始まりました。

金曜~Test Day

今日は朝8時半から全6本の走行枠が用意されていましたが、フォーミュラー・エンジョイ、FJ1600、スーパーFJが混走となるために、全ての走行枠が満員御礼となっていました。そこで午前中の走行枠をコースサイドから見て勉強し、クラッシュ車両が発生すればすぐに飛んでいってキャンセル待ちする “葬儀屋作戦“でいくことにしました。

そして昼前の走行でクラッシュ車両が発生し、狙い通り夕方の2走行分の走行チケットを確保することができました。あらかじめ考えてきているセッティングメニューを元に、レプリスポーツの舘監督や中沢メカニックと共に少しずつセッティングを煮詰めていきます。しかし、朝と昼で気温の差がありすぎるために、今日の一番時計を出せずに走行は2本とも終了してしまいました。

土曜~Test Day

今日の走行は前回のレースウィークと同じく、午前と午後に1走行ずつ割り振られていました。走行できる時間は減りますが、混雑を解消することで中身の濃い走行ができるようにというのが狙いです。

さっそく第4戦で使わずに残った新品スリックタイヤを履いて、アクセル全開でコースインします。レースとなれば、タイヤが冷えた状態でも全力でコントロールしなければならないため、そのあたりを意識して路面のグリップを探っていきました。

これまでの何日ものテストで煮詰めてきたセットはかなり良く、一日を通してトップタイムを刻むことができました。しかしライバル達も進化していることは明らかで、トップ3台のベストラップは百分の数秒差で並んでいました。明日のレースは接戦が予想されました。

日曜~予選

2008 スーパーFJ鈴鹿シリーズRd.5 01

タイヤを取り付けてスタンバイを終えようとしていた頃、雨が降ってきました!ドライバー、メカニックの表情が一気に硬くなり、慌しくレインタイヤを用意するチームも現れました。しかしその雨雲は10分としないうちに晴れ、昨日と同じような夏空が広がりました。

マシンも自分も準備は十分、スリックタイヤを履いてコースインします。そしてまずは単独でのアタックを試み、3周目に5秒台前半、4周目に4秒台に入りトップに立ちます。5周目はクーリングのためにゆっくりと走り、メインストレートを通ると…ピットサインでポジション3との表示!予想以上に他の選手がタイムを出しているようでしたので、7周目から再アタックをかけることにしました。

しかし前方にバックマーカーが姿を見せ始め、タイムアタックができる状況ではありませんでした。そこで落ち着いて状況を見定め、彼らのスリップストリームを使って8周目から再アタック開始です。すぐにベストタイムを更新しましたが、9周目でさらにタイムを更新し、このタイムがベストタイムとなりポールポジションを決定しました。


日曜~決勝

2008 スーパーFJ鈴鹿シリーズRd.5 02

太陽の日差しは衰えることなく決勝スタートの時間を迎えました。路面温度は50度に近かったため、フォーメーションラップではタイヤを温め過ぎないように気をつけながら、ブレーキだけを温めました。

全車がグリッドに整列し、1秒以上点いていただろう長いレッドシグナルの消灯に合わせてクラッチをミートさせます。タイミングはジャスト、しかし痛恨のホイールスピン!左右から後続のマシンに並ばれて、スリーワイドで高速の130Rへと飛び込みます。一歩も引く気はありませんでした。アクセルを抜かずに曲がりきれるだけのグリップを感じていましたので、一人だけ全開で130Rを走り抜けました。そしてそのスピードに乗せて、クラッシュ多発のショートカットコーナーをクリアしました。

ここで今日のレースは勝敗が決まりました。タイヤの内圧が高まるのを感じながら走りを調整し、ミスを最小限に抑えて、フルラップリーダーでのポールtoウィンファステストラップを決めました。自分が観客だったら飽きてしまうような単調なレース展開でしたが、ドライバーとしては最高のレースでした!


レースを終えて

服部さんからタイヤの内圧についてアドバイスをいただき、舘さんにはコースサイドで走りとマシンをチェックしていただくなど、多くの方々に支えてもらっての勝利でした。

チャンピオンまで残り2戦2勝。厳しい状況は変わりませんが、目標に向かってしっかりと努力していきたいと思います。


レースリザルト

決勝結果

Pos No Driver Type Lap TotalTime Best
1 70 仁木 圭之 W-07J 12 17'14.408 1'25.207
2 12 塚田 光彦 W-07J 12 17'15.466 1'25.354
3 38 澤 紀彦 FV202 12 17'16.481 1'25.284
4 8 平木 天樹 W-07J 12 17'25.552 1'25.482
5 43 大野 浩太郎 FV202 12 17'26.193 1'25.780
6 13 柴田 隆之介 W-07J 12 17'31.666 1'26.400
7 27 福田 詩久 W-07J 12 17'33.362 1'26.344
8 5 村瀬 和也 KK-S 12 17'37.564 1'26.602
9 34 佐藤 敦 KK-S 12 17'38.001 1'26.204
10 17 金子 昌広 FV202 12 17'39.897 1'26.799
11 33 吉田 宣弘 KK-S 12 17'40.299 1'26.652
12 28 米倉 正憲 W-07J 12 17'48.699 1'26.815
13 3 野瀬 智弘 FV202 12 17'48.886 1'26.669
14 18 佐藤 亮介 W-07J 12 17'57.544 1'27.071
15 10 佐藤 晋一 12 18'03.687 1'27.918
以上 規定周回数完走:
21 太田 浩 KK-S 9 13'08.809 1'26.072
Fastest Lap No.70 仁木 圭之 / 1'25.207 9/12 146.82km/h
規定周回数 10

予選結果

Pos No Driver Type Time Lap
1 70 仁木 圭之 W-07J 1'24.329 9/11
2 38 澤 紀彦 FV202 1'24.601 11/11
3 12 塚田 光彦 W-07J 1'24.716 4/10
4 8 平木 天樹 W-07J 1'25.207 7/10
5 43 大野 浩太郎 FV202 1'25.262 9/11
6 21 太田 浩 KK-S 1'25.388 5/6
7 13 柴田 隆之介 W-07J 1'25.510 11/11
8 27 福田 詩久 W-07J 1'25.799 6/10
9 17 金子 昌広 FV202 1'25.875 5/11
10 34 佐藤 敦 KK-S 1'25.899 10/11
11 3 野瀬 智弘 FV202 1'26.105 6/11
12 33 吉田 宣弘 KK-S 1'26.250 7/10
13 28 米倉 正憲 W-07J 1'26.307 6/10
14 5 村瀬 和也 KK-S 1'26.388 10/11
15 18 佐藤 亮介 W-07J 1'26.442 8/10
16 10 佐藤 晋一 1'27.973 9/10
以上 予選通過車両:
予選通過基準タイム ( 130 % ) 1'50.000
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