2008 スーパーFJ鈴鹿シリーズRd.2

予選 決勝 台数 天候 路面 サーキット
2008年04月06日 2008年04月06日 12台 晴れ ドライ 鈴鹿サーキット

レースレポート

金曜~Test Day

前回のレースからあっという間に一ヶ月が経ち、クラブマンレースは早くも第2戦を迎えました。

実は今回のレースウィークを迎える前、未経験のコースを攻略するために2日間の練習をしていました。というのも、鈴鹿サーキットをちょうど真ん中ぐらいで半分にして東コースと西コースが分けられているため、特に難しいといわれるデグナーカーブスプーンカーブは今回が初めての走行だったんです。そこで、今日のフリー走行ではセットアップの仕上げを重点に置いて、午後からの3セッションを走行しました。(仕事を終えてそのまま夜通し走り続けてサーキットに着いたので、午前中は眠くて意識が…)

最初のセッションは開幕戦で使った、そこそこ程度の良いタイヤで走行するもなかなかタイムがあがりません。

「こないだ練習もしたし、もっとタイムが出ても良いんだけどなぁ。
きっとまだ寝ぼけてるんだ、もうちょっと寝てみよお」

あまり考えるのはやめて、とりあえず睡眠をとりました。もちろん走行の少し前には起きてウォームアップをし、タイヤはそのままで次のセッションを走りますが…、やはりタイムが上がりません。それもそのはず、スーパーFJは今まで乗っていたFJに比べてタイヤの消耗が激しく、自分の思っていた以上に減っていました。

そこで、最後のセッションでは土曜日に使う予定のタイヤを前倒しで投入することになりました。そして、そのセッションで自己ベストタイムを更新する 1分24秒15を刻みました。このタイムは他のドライバーを0.6秒以上引き離し、今日一日の全体でのトップタイムとなりました!

土曜~Test Day

昨日のフリー走行では勢いあまってオーバーランしてしまうことが多かったため、今日の課題を「1周をしっかりまとめること」としました。特に挙動を乱しやすい中高速コーナーの「130R・デグナー・スプーン」の走りを意識したことで、アベレージのタイムをまとめる事ができるようになってきました。

さらに今日は全部で5セッションの走行があったので、走るのは3セッションと決めてそれ以外のセッション中はコースサイドへ観察に行きました。

「ていうか、スプーンまで遠過ぎなんですけど…」

そして見て学んだことを自分の走行に生かしつつ、他のドライバーとの得手、不得手を探りました。

しかし、走行を重ねていく中で、新たな発見?というか課題が出てきました。FJに比べてタイヤのグリップ力の落ちるペースが速く、フレッシュなタイヤに合わせたセッティングではグリップ力の低下とともにリアの動きがとてもナーバスになってしまうんです。そして、その時にうまく走り方を合わせられずコースアウトが増えてしまったり、無駄なドリフトが多くなってタイムが落ちてしまいました。しかも今日のベストタイムをポイントリーダー#12に奪われてしまったことで、明日に向けて不安を残す一日となりました…。

日曜~予選

2番目でコースインして前後の間隔を計りながら周回を重ねますが、前を走るドライバーのペースが上がらないためうまくアタックできません。そこで一度スローダウンして間隔をあけて、後半勝負に賭けることにしました。この時点での順位は3位と遅れていましたが、今週末で一番のグリップを感じていた自分にあせりはありませんでした。

「昨日よりブレーキで良く止まるな。でもここで突っ込みすぎたらタイムにつながらないんだよなぁ。
進入は落ち着いて、立ち上がりはサクッと全開!
よっしゃいくぜぇ!」

そして残り時間も少なくなった9周目でトップタイムに並び、10周目でさらにタイムアップを果たしてトップに立つことに成功しました。ピットからのサインではラスト1周の表示が出されていたので、そのままアタックを続けた結果、最終ラップでコースレコードを樹立してのポール・ポジションを獲得しました。ギリギリのアタックでした。

日曜~決勝

2008 スーパーFJ鈴鹿シリーズRd.2 01

レースは長めのレッドシグナルからスタートしました。クラッチミートのタイミングが少し遅れたものの、他の選手も遅れていたために1コーナーをトップで守りきることができました。

しかし、後ろからは2位につけたポイントリーダー#12が、ここが勝負所と右から左からプレッシャーを掛けてきます。2周目のスプーンコーナーで姿勢を乱した隙をつかれ、内側へ入られました。

「キュキョッ。
うおぉっ!あたってる!あたってる!」

スプーンではパッシングされましたが、続くホームストレートで並んで130Rの進入でなんとか抜き返すことに成功!そのまま2台の間隔はタイヤ1個分をたもったまま1周し、3周目の130Rでついに逆転を許してしまいます。

「きんっ、ききんっ」

フロントウィングとマシンが接触して、嫌な金属音が響きました。その後、数周にわたり2位のポジションを走りながら#12の得意とするコーナーを学び、すべてを最終ラップのヘアピン進入に賭けてタイミングを整えることにします。そして、デグナーカーブをテールトゥノーズで立ち上がり…。

「ここだっ!俺なら止まれる!」

ヘアピンの進入でイン側に向かってレイトブレーキングで飛び込みます…。しかし、行き過ぎたブレーキングで1車身ほどイン側を開けてしまい、さらにあせって踏み込んだスロットルによりリアスライドを起こしてしまったことで勝敗は決まりました。落ち着いてクロスラインを通った#12に先行され、そのまま第2 戦のチェッカーを受けました。

レースを終えて

予選での車の仕上がりは良く、タイムには自信がありました。しかし、前回のレースと同様に「走り始めのタイムが遅い」という欠点を改善できていなかったことが今回も敗因になりました。

次戦に向けて、監督やメカニックの方々と欠点の改善に向けた練習方法に取り組んでいく次第です。気持ちは常に前を向いています。チャンピオン獲得に向けて、引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。


レースリザルト

決勝結果

Pos No Driver Type Lap TotalTime Best
1 12 塚田 光彦 WEST07J 12 17'09.166 1'24.460
2 70 仁木 圭之 WEST07J 12 17'09.917 1'24.362
3 43 大野 浩太郎 FV202 12 17'14.684 1'24.946
4 13 柴田 隆之介 WEST07J 12 17'19.774 1'25.333
5 34 佐藤 敦 KK-S 12 17'20.995 1'25.410
6 3 野瀬 智弘 FV202 12 17'24.933 1'25.373
7 21 太田 浩 KK-S 12 17'28.962 1'25.223
8 38 澤 紀彦 FV202 12 17'29.074 1'25.414
9 5 村瀬 和也 KK-S 12 17'31.983 1'26.050
10 17 金子 昌広 FV202 12 17'32.939 1'25.994
11 4 新田 英明 WEST07J 12 17'48.722 1'27.422
12 22 赤堀 康裕 KK-S 12 17'49.451 1'27.206
以上 規定周回数完走:
Fastest Lap No.70 仁木 圭之 / 1'24.362 9/12 148.29km/h
規定周回数 18

予選結果

Pos No Driver Type Time Lap
1 70 仁木 圭之 WEST07J R 1'23.861 11/11
2 12 塚田 光彦 WEST07J 1'24.112 8/11
3 21 太田 浩 KK-S 1'24.216 8/11
4 43 大野 浩太郎 FV202 1'24.261 6/10
5 38 澤 紀彦 FV202 1'24.461 11/11
6 13 柴田 隆之介 WEST07J 1'24.608 11/11
7 3 野瀬 智弘 FV202 1'24.971 6/11
8 34 佐藤 敦 KK-S 1'25.024 9/11
9 17 金子 昌広 FV202 1'25.850 10/10
10 5 村瀬 和也 KK-S 1'25.880 10/11
11 22 赤堀 康裕 KK-S 1'26.940 6/10
12 4 新田 英明 WEST07J 1'27.373 6/10
以上 予選通過車両:
"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは 1'25.202
予選通過基準タイム ( 130 % ) 1'50.000
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