2006 FJ1600富士シリーズRd.2

予選 決勝 台数 天候 路面 サーキット
2006年05月21日 2006年05月21日 23台 曇り ドライ 富士スピードウェイ

レースレポート

開幕戦の興奮も冷めやまないうちに第2戦となりました。今回はしっかりと前の車について行き、常に今の限界で走ることを目標としました。

金曜日~休日!?

金曜日から乗り込んで誰よりも練習する予定が…。今回は金曜日の練習走行が無いことを知ったのが今週の月曜日頃で、しかもチーム員の大畑選手に言われた時。そこで急遽「もてぎシリーズ」に参戦するチーム員の西村選手を誘い、3人でレンタルカートに行くことに。

レンタルカートとはいえ、コントロールはFJより難しいと思います。経験者の2人やカート場の人に指導を受けて50周ほど走り込み、翌日からのレースウィークに向けてスピード感に身体を慣らしました。

土曜日~練習日

昨晩の激しい雨音がおさまっていたので、ホテルのベッドから飛び起きてカーテンを開けると「まぶしい太陽と晴れ渡った空♪」じゃなくて、超どんよりとした濃霧。午前中の走行を諦めつつ富士スピードウェイに向かいましたが、やはり1本目は走れませんでした。

2本目の頃には霧が晴れかかっていたため走行の用意はしていたのですが、コースの路面は乾くか乾かないかの微妙なコンディション。ここはチームの判断でスリックタイヤでコースインし、路面が乾くまでの間にタイヤを暖めておいて乾いたらアタック開始ということに。走行時間が半ばを過ぎた頃には路面も完全にドライになり攻めていきました。しかし、思うようにタイムが上がらず

「なんで?」

といった感じ…。走行しているうちに終了。

最後の練習走行の頃には空も晴れ、翌日の好天がうかがえました。先の走行で気付いていたクリップが取れていない、立ち上がりのラインを意識出来ていない問題点を意識し、おりゃおりゃオーラ全開で臨みました。すると、クリップ手前で速度を落としてでも旋回モーションを作り、クリップからその先の立ち上がりラインを踏み抜くイメージで走れました。走行中にメカニックの方が出してくれるタイムボードを見ても55秒フラットで自己ベスト更新!?これに満足せずにもっと、もっとと頑張ったのですが、今日は55秒フラットを2回出しただけでそれ以上はありませんでした。

日曜日~予選&決勝日

2006 FJ1600富士シリーズRd.2 01

今日はとても良い天気で、日中は暑いぐらいでした。今回も家族や友人が応援に来て下さり、携帯にも応援のメッセージが着ていたので気合が入ります!

開幕戦と違ってちゃっちゃと準備を整え、ブリーフィングを終えます。いよいよ予選スタート!

「よし!後藤さん(チームの先輩)の後ろでコースインできた!」

と思ったのも束の間、コカ・コーラコーナーでオーバーラン。良いポジションからのアタックができず、隊列の最後尾のほうまで回ってしまいました。そこから数周、ペースの遅い車両をパスする間に出したタイムが結局ベストタイムになりました。予選後半は完全に単独走行となり、ちょっと目標を失ってしまったかもしれません。それを証明するかのようにラスト1周で他の選手にタイムを更新され、7位が確定。

予選と決勝の間に空き時間がかなりあったので、昼食をとるなどして時間つぶし。そろそろ決勝の時間だなという頃、次第に空に雲が出始め、気温&路温もガクッと下がりました。

放送の合図と共に各車コースインを始めましたが、1コーナーを回ったところで大畑選手がスピン!?その時は

「あーあ、監督に怒られちゃうぞー」

などと余計なことを考えるほど余裕があったようです。サクッとフォーメーションラップを終え、いよいよスタートを待つのみ!

「レッドシグナル消灯!スタート!」

まずまずのスタートを決めたのですが、1つ後ろの選手が好スタートを切り3台がほぼ並ぶ形に。1コーナーへのブレーキングを開始したあたりで、トップの車両がクラッシュしたのが見えました。そこで俺は大外から回り込み、渋滞した車両をパスしようと狙ったのですが…。ステアリングを切り込む際にチラッと見えたミラーには弾丸のように迫る後続車。

「あっ!」

と思ったとき、既に俺の右脇腹と後続車の左フロントタイヤが接触し、両者ともコースアウトしました。当たった感じだとタイヤや足回りの異常は感じられなかったので最後尾で復帰し、このとき21位になりました。隊列の最後が目の前を通り過ぎた時には

「あーあ、どうしようかな」

という感じだったのですが、昨日から好調だった自分を思い出し、

「行けるところまで行ってやらぁ」

と。正直なところ

「せめて俺と接触した車両を抜かなきゃ気がすまない!」

という気持ちでした。そこから猛然とアタックを開始し、ほとんど経験の無い前走車を抜くことに意識を集中しました。レース中盤では目の前でスピンやクラッシュがあり、

「これだけ波乱があればもっといける!」

と意気込みました。ただ抜くことに集中し、気が付けばチェッカーが振られていました。

「あと1~2周あれば前の2台も抜けたかも、ちくしょう…」

と悔しがりながら、コースを1周して帰ってくる間に接触の悔しさがこみ上げてきました。レース後の車両保管所に車を置いたときには既にそのことで頭がいっぱいで、他の選手を待つことなく1人でピットまで帰ってきてしまいました。

しかし、そこで待ち受けていた

「よく追い上げたじゃん、頑張ったな」

という応援者の一言で心が晴れました。

「そうだ、俺はこんなくよくよするキャラじゃない!今日の経験は次に生かそう」

と。チェッカーを受けたときの順位は8位でしたが、レース後の審議でペナルティを受けた選手がいたため、7位へアップしました。予選最後尾からスタートした選手が俺の1つ前、秘かにライバル視しているシャア選手が2つ前で、共に入賞していることがちょっと悔しかったです。

「第3戦はそうは行きませんよ!」

と挨拶して、チームのみんなで後片付け。その時、監督やメカニックの方々に

「もうちょっと目立つレースをしてもいいのに」

など、厳しい指摘を受けました。

レース後にはドライバー同士で恒例の「めし処勝一」での反省会。この食堂はチーム員でライバルでもある勝又選手の実家で、いつも大盛りでお世話になっています。今回も半貸しきり状態でお世話になりました。いつもありがとうございます!ライバル同士で次回への闘志を燃やし、お開きとなりました。

ご覧の皆さん、いつも応援ありがとうございます!俺は確実にレベルを上げていき、前回より今回、今回よりは次回、さらに良い結果をお届けできるよう努力していきます!次のレースは7月16日になっています。皆様、応援よろしくお願いします!


レースリザルト

決勝結果

Pos No Name Type Lap Total Time Best Time Lap
1 83 早野 光宣 SK96 12 23'17.063 1'55.143 10
2 14 井川 高博 SK96 12 23'17.604 1'55.026 9
3 94 藤原 大樹 SK94 12 23'18.076 1'54.937 12
4 69 伊藤 聡 SK02 12 23'23.221 1'55.199 6
5 16 シャア・タケガハラ マキシム309 12 23'28.424 1'56.094 11
6 72 河津 光晴 SK96 12 23'28.531 1'54.988 9
7 15 仁木 圭之 SK96 12 23'30.142 1'55.090 9
8 37 勝又 睦至 FV95 12 23'31.602 1'56.102 11
9 61 寺島 純 FV98 12 23'32.002 1'56.017 9
10 56 初又 美由紀 SK96 12 23'34.414 1'56.330 5
11 73 大岩 政裕 SK96 12 23'48.795 1'55.681 5
12 26 小嶋 翔吾 マナティ 12 23'52.112 1'57.154 6
13 7 草野 雅人 WEST04J 12 23'56.288 1'57.184 10
14 13 大畑 修視 FV95 12 24'11.380 1'57.846 11
15 5 前田 和男 SK96 12 24'14.932 1'58.586 10
16 66 *1 藤田 祐貴 SK02 11(12-1) 23'21.820 1'55.279 3
17 3 瀬川 健児 SK96 11 23'24.087 2'04.942 9
18 12 *2 桑原 耕平 マキシム309 11(12-1) 24'12.185 1'57.886 3
19 11 岸 良一 SK02 10 19'27.100 1'54.950 7
***** 以上完走 (規定周回数 8Laps) *****
23 柴山 俊哉 MF105 1 2'05.803
8 中嶋 香子 FV95 1 2'05.930
10 渡部 武典 SK96 0
6 *3 後藤 優太郎 SK96 0
*1 CarNo.66は、2006年FJ1600統一規則書第16条2(安全規定)違反により競技結果より1周減算および競技長訓戒のペナルティを課す。
*2 CarNo.12は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗中のスピン)違反により、競技結果より1周減算および競技長訓戒のペナルティを課す。
*3 CarNo.6は、反則スタートによりペナルティを与えるべきであるが、リタイアのため履行不能。

予選結果

Pos No Name Type Best Time Lap
1 6 後藤 優太郎 SK96 1'54.481 10
2 14 井川 高博 SK96 1'54.769 10
3 11 岸 良一 SK02 1'54.864 11
4 83 早野 光宣 SK96 1'54.929 11
5 94 藤原 大樹 SK94 1'55.139 11
6 10 渡部 武典 SK96 1'55.178 11
7 15 仁木 圭之 SK96 1'55.307 10
8 66 藤田 祐貴 SK02 1'55.468 10
9 73 大岩 政裕 SK96 1'55.548 10
10 69 伊藤 聡 SK02 1'55.816 10
11 16 シャア・タケガハラ マキシム309 1'55.990 10
12 37 勝又 睦至 FV95 1'56.305 11
13 8 中嶋 香子 FV95 1'56.331 10
14 56 初又 美由紀 SK96 1'56.452 10
15 61 寺島 純 FV98 1'56.560 10
16 13 大畑 修視 FV95 1'56.789 10
17 23 柴山 俊哉 MF105 1'57.012 10
18 12 桑原 耕平 マキシム309 1'57.175 11
19 26 小嶋 翔吾 マナティ 1'57.301 11
20 7 草野 雅人 WEST04J 1'57.338 11
21 5 前田 和男 SK96 1'59.666 10
22 3 瀬川 健児 SK96 2'01.147 10
23 72 河津 光晴 SK96 2'21.962 3
***** 以上予選通過 (2'29.116 - 130%) *****
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