何でそんなにレースがしたいのか?

と聞かれたら、「楽しいから」「やりがいがあるから」と応える。

俺は誰よりも早くストレートを走り抜け、誰よりも軽やかにコーナーを後にする。そのことに夢中になっているから。誰でも何かに夢中になったことがあるだろう。それと同じで、ただ少しだけリスクが大きいだけ。

毎日サーキットを走っていれば…。それはとても楽しいと思うけど、そうもいかない。普段は仕事をするし、遊ぶ時間や睡眠時間を削り、心の中に溜めておいたものをレースで爆発させる。

周りの人からは、「そこまで無理して、何でわざわざ危険なことするんだ」と言われる…。ごもっとも!ここんトコを分かってもらおうとしても、結構難しい。でも何とか分かって欲しいわけで、それにはやっぱり生で見てほしい。それが一番。レースで良い結果を出して喜ぶ姿、クラッシュしてしまい「次は」と反省する姿。絶対に何かを感じ取れると思う。

サーキットやレースという世界は、まだまだ日本人からは程遠い世界だとは思う。しかし、これを他のスポーツで考えれば、何にだって当てはまる。わざわざ巨大なジャンプ台からスキー板を履いて飛んだり、頭から氷のトンネルを滑り降りたり。また、何千メートルもの上空から飛び降りたり、岩を削る激流の中を一人で下ったり…。そう考えれば、モータースポーツだってもっと身近にあってもいいでしょ?

俺はレースが好き、モータースポーツがすき。「バカ」って言われるくらい夢中になれて、嬉しさすら感じる(「M」じゃなくてね…)。マシン、コース、そして自分を攻略する楽しさ。ギリギリのところでスレスレの攻防を演じても、まだまだと思う。

もっともっと前へ!がんばっちゃうよ!


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