フォーミュラというレース

みなさん、こんにちは!今日はフォーミュラカテゴリーの種類や年間参戦するための費用を簡単に書きたいと思います。また、この日記にあるFJ1600参戦にかかる費用については、別ページでも詳しく掲載したいと思います。

レーシングカート

まず始めに、四輪レースの基礎を作るという意味で『レーシングカート』があります。1ヶ月あたり数万円のお小遣いで気軽に始められるという意味でも、レーサーを目指す少年・少女以外の大人にも人気です…。が、本格的に全日本選手権に参戦すると年間80~150万円ほど掛かると聞きました。私はカートの経験がまったくないので詳しいところは分かりませんが、「フレームも消耗品」と言えるほどに各部に負担がくるため、費用もある程度掛かってしまうようです。

FJ1600

次いで、四輪部門の最下層『FJ1600』です。まず、マシンの用意で100~350万円ほど掛かります。これは、中古車で始めるか新車を購入するかで大きな開きがあります。そして、レースごとにタイヤやブレーキパッド、オイルなど。もちろんガソリンも含めて1年間で考えると150~250万円ほどではないでしょうか。

F4、FT、FD

1つステップアップして『F4選手権』、ほぼ同クラスとされている『フォーミュラ・トヨタ(FT)』、『フォーミュラ・ドリーム(FD)』を見てみましょう。

F4はJAF(日本自動車連盟)によって選手権と認識されているレースです。こちらは年間費用で約800万円ほどだそうです…。FJから比べると一気にアップしていますね。FTおよびFDはその名の通り、それぞれのメーカーによるワンメイクレースとなっています。この2つのカテゴリーは近年盛り上がりを見せています。それもそのはず、日本のビッグメーカーが開催しているわけですから、勝ち進めば自然と大きな後ろ盾となります。それもあってかどうか、年間費用はF4よりも高く、1,000万円を超えると言われています。しかし、「メーカー(コンストラクター)」というバックアップはとても大きいもので、お金には換えがたいですね。また、世界的に見ればこのクラスが入門クラスとされていて、BMW、ルノー、フォードなどもそれぞれ開催しています。

今までのカテゴリーが『地方選手権』と呼ばれるもので、日本国内のみの開催になります。

F3

ここからはいよいよ『全日本選手権(インターナショナルシリーズ)』です。そう、『F3』ですね。F3は日本以外にアジア、ヨーロッパ、イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、南米など各地で開催されています。年に2回、世界の王者を決める統一選『マールボロ・マスターズ』、『マカオF3』も開催されています。

近年ではF3のチャンプからF1のテストドライバーやF1フル参戦ドライバーが生まれていて、各地ともに盛り上がっているようです。

このクラスでは…。参戦するということで見れば破格の金額になります。1億円してもおかしくないでしょう。そのうち、ドライバーがどれくらいの持参金を必要とするかといえば…。そのドライバーの技量によりますし、もちろんそのチームの大きさにも影響されます。1,000万円の持込で乗っている人もいれば、5,000万円の持込をしている人もいるはずです。ん?それでは赤字ではないか?多分ほとんどの方がそうなのではないでしょうか。では、どうやって生活をしているかといえば、他のレースに雇われドライバーとして乗るわけです。例えば、スーパーGT(旧GT選手権)やスーパー耐久(S耐)が良い例だと思います。

F3で上位につけているドライバーなら、同時にこれら「箱車」の競技にお給料をもらって乗車します。そのお給料を本命のF3参戦費用に回すわけです。また下記にありますが、F3の選手はフォーミュラ日本の選手が兼任するシートの残りを奪い合うわけで、ほんとトップの人に限られていきます。また、それと同時にとても重要なのがスポンサーマネーになります。F3までくると、個人の稼ぎで参戦するのは容易なことではありません…。ZAPではいらっしゃいますが、とても特異な例だと思います。

FN、GP2、WSR

そして次に紹介するのは、ミドルフォーミュラと呼ばれる『フォーミュラ日本(FN)』や今年から開催の『GP2』に『ワールドシリーズ・バイ・ルノー』などです。これらのカテゴリーは…。F3の上級ということで分かるかと思いますが、費用は計り知れません。ドライバーはお給料をもらっている人もいれば、やはり持ち込んでいる人もいるはずです。FNの選手は多くの人がスーパーGTのドライバーも兼任していますよね?これはF3と同じ理由が考えられます。今のGTドライバーラインナップを見れば、FN&F3ドライバーが多くみられます。それだけフォーミュラの争いは熾烈です。

F1

最後にはもちろん『フォーミュラ・ワン(F1)』なのですが、残念ながら私には説明不可能です…。ただ言えることは、 F1ですら自らのお金を持参してドライバーのシートを得ている人もいるということです。もちろん、各ドライバーが本人を応援してくれるスポンサーを持っているはずです。しかし、それでも足りずに自らの所持する家や土地などを売却して何とかしています。一方で、年収100億円以上とも言われているドライバーがいるのも事実です。また、某チームに半年参戦した人は数億円規模で持込をしたと聞いています。しかし、今では彼は立派にお給料をもらって、他チームからF1に参戦しています。いろいろな要素が複雑に絡み合うのがF1だと思います。

とても簡単にではありますが、フォーミュラ・カテゴリーのピラミッドを底辺から紹介してみました。文字ばっかりで見づらいのは許してください…。以上、フォーミュラについてでした。


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